こんにちは！
埼玉県さいたま市に拠点を構え、品質の高い空調ダクト工事全般を手掛けています、新永空調工業有限会社です。
空調ダクト工事を含む建設業界では、多くの業界用語があります。
そこで今回のコラムでは、建築CADと設備CADの違いについてご紹介いたします。

建築CAD

CADとは、コンピューターを使用して設計図の作成ができるシステム全般を指します。
従来は手書きで設計図を作成していましたが、コンピューターの普及と技術の発展と共にコンピューターを通しての作図ができるようになり、設計図の作成及び修正が可能になったのです。
それにより、工事時間の短縮が可能になり、効率性の高い工事が実現できるようになりました。
CADは空調ダクト工事以外にも、製造業やアパレル業界においても使われています。
中でも建築により特化し、建築設計ができるCADソフトを建築CADと呼びます。
建築CADソフトの特徴は、建築設計をしやすいようにあらかじめ壁や階段などのテンプレートが用意されているという点です。
そのため、ソフトを使用する際は建築における知識・技術が必要不可欠です。

設備CAD

設備CADとは、電気、ガス、空調などの設計に特化したシステムです。
配電盤などの建築に関する設備を設置するためのシステムがあらかじめ備わっています。
基本的には、建築士を含む設計者が作成した手書き図面をCADにトレースする作業が行われたり、設計者の作成した仕様書やスケッチをもとに直接CADで設計図を仕上げたりする工程が行われています。
建築CADは、CADの中でも建築により特化したソフトになっており、建物のデザインなどに活用することが可能です。
一方の設備CADとは、設備周りの設計に特化したソフトであり、設備周りの設計図や構造づくりに活用できます。
この2つ以外にも、代表的なCADには、機械CADや土木CAD、回線設計CAD、アパレルCAD、ジュエリーCADなどがあります。

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